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New Update, 14, March, 2020

こんにちは。詩人の 村田 仁 です。
名古屋市内の二箇所で、詩の教室を開催しています。
2020年の4月から、COVID-19 の感染拡大を受けて、自粛休講をしています。
この状況は、おそらく世界そのものを変えざるをえないでしょう。

ここに、詩を読み、書く時間を私たち自身の手でつくるべく「アワー・ポエム」という詩の通信教室をはじめます。
さまざまな方法を試す、その時間を提案します。
名古屋でなくとも、どの家からでも、学びあう関係をもつことができるのではないかと考えています。

どのように詩の教室を行うのかリストを更新しました。下記をご覧ください。

8, May, 2020

アワー・ポエムとは ・・

いま「ポエム」という言葉は、政治家が意味不明な弁明を述べたときに、揶揄する言葉としてよく用いられます。
嘲笑われるほど「詩」が何を言っているかよくわからないもの と認識されているのでしょう。
それはそれでわかります。
ひとりよがりで、自己満足的なものをそう指すのだと思います。
COVID-19 がもたらす危機を受け、人々の心は荒み、正しさをまとった大きな言葉が私たちを引きつけてしまうとき、意味を持たない言葉は罵倒されるのかもしれません。
「ポエム」という言葉がもつ本来の崇高さは、私たちには無縁なのか。

いまは強制的に未来へ押し出されているようなときです。
新しい時代には、新しい言葉が溢れていますが、いままで踏み散らかして山積した言葉の土壌からしか、言葉の根は張ることができないので、言葉が新しくなりにくいのではないかと考えています。
詩を読み、書くことは、新しさの中にもありうる根を意識することなのではないでしょうか。

「アワー・ポエム」は、詩に出会い、私たち一人ずつの時間を重ねていくための教室です。

村田 仁(詩人)

1979年生まれ。98年より詩人として活動。2004年 名古屋芸術大学大学院同時代表現研究修了。詩の朗読、パフォーマンス、展覧会などを展開。2012年より、アートセンター[Yojo-Han] にて、詩の教室「詩から」を主宰。2020年 現在、名古屋芸術大学デザイン領域 文芸ライティングコース有期専任。NHK 文化センター名古屋教室でも詩の講座「詩を書く朝。心よ起きて」「木曜ポエトリー 〜詩の宿題、それは命題〜」を担当。美術館、図書館などで詩作ワークショップも開催。

30, April, 2020

どうやって通信教室を行うのか ・・

私たちはいま、身体を近くにして会うことができませんが、詩の教室、講座の方法を通信的に行うことは可能ですし、離れていて会えないからこそできる教室があると考えています。
具体的には、下記の方法を考えています。

・往復書簡
「Correspondence poem」

・添削葉書
「ペン – ダンス – ポエムカード」

・ホームページの掲示板による詩の投稿と意見を交わす
「空の黒板」

・時間を共にするオンライン教室
「ZOOM in our poem.」
「Meet our poem.」

・まだ見ぬ私たちへ詩を放つ
「投壜通信」

・朗読が YouTube に変換される前に
「あなたの声に寄ってあらわれた詩」

・・などなど、それぞれが読みあいたい方法、可能な方法を見つけていければと考えています。
このページは ゴールデンウィーク連休中に集中更新したかったのですが、かなりの連休返上?ともなり、牛歩更新となっています・・。

村田の Twitterホームページでも発信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

8, May, 2020

本画面上部、詩「アワー・ポエム」の続きを書いて、朗読しました。
それを録画し、YouTube にて公開しました。

18, May, 2020

上記、詩「アワー・ポエム」第2編と同じものを Vimeo に公開しました。
鉛筆や紙のゆれが “見える” と思います。
今後、Vimeo を用いて、詩の朗読を掲載します。
YouTube は見やすいのですが、ノイズも多いため、集中しやすい Vimeo に向かいます。

21, May, 2020

村田が詩の教室「詩から」を行なっている アートセンター[Yojo-Han] は、名古屋市の長者町にあります。その長者町を舞台に 2019年夏、秋に行われたアートプロジェクト「ART FARMing」の記録誌出版記念オンラインイベント「ART FARMing TV」にて、通信による詩の教室「アワー・ポエム」で村田が行おうとしている映像詩も放映されました。
アーティスト Charlie Hopper 氏と村田による、リモートでの線の交歓です。
「アワー・ポエム・チョーク・ランブリング」と題しています。

YouTube での公開を先に行いました。
このようなランブリング・ビデオポエムを重ねることも計画しています。
どうぞご覧ください。

・ビデオレターで詩を送り合う、線による交歓。
 「ランブリング・ビデオポエム」
詩の教室のイベントとして提案。

22, June, 2020

完全に沈黙してしまったかのような本企画、「アワー・ポエム」。村田の詩人の魂は COVID-19 か、熱中症にかかって尽きてしまったのか。いや、いつそうなってもおかしくはない今夏のハードモード。なんとも「生き難い」世の中。なんとか息を吹き返そうとこのサイトを更新する。残暑見舞いからはじめよう、そう宣言して。何度もやるやる詐欺して、ここに鼻息を指で確認する。75回目の終戦記念日の二日後、夕方、六時前、そろそろ迎えに出る時刻。夜に、何かしよう、何かしようと悶々。いや、そう、残暑見舞いだ。残 COVID-19 見舞いだ。残った詩の欠片を集めるように。ぼろぼろな詩篇=紙片を。

17, Aug, 2020

アートセンター[Yojo-Han] に行った。入室して、詩を読んだ。半年ぶりだった。
入室自体は、諸々でしていたけど、詩を声に出してはいなかった。あの部屋だから変わるものがあると思いたくなった。
お一人だけ部屋に迎えて、同時に ZOOM で繋いで「詩から」を行おうと思った。
その思いつきは、「アワー・ポエム」を別教室として完全に独立させるアイディアを明確にさせた。

27, Sept, 2020

「言葉は窓」村田 仁 / Installation / 2007

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